実践事例小学校5年社会3人1台タブレット

今、どんな自動車が求められているの

どんな自動車が良い自動車なのか、考えを出し合おう

話し合ったことをカードに書いて視覚化し、クラス全体で共有できるので、多様な意見を参考にしながら話し合う力が身に付きます。

事前に、家族はどんな理由で自動車を購入したのかアンケートをとってきます。
授業への導入としてまず、自動車の画像や、「NHK for school」の映像を使って、学習への興味を持たせます。
そして教師が、学習課題カード「どんな自動車が良い自動車なのか(どんな自動車が求められているのか。)」を児童に一斉送信します。グループで話し合い、友達の意見をロイロノートのカードにメモします。話し合った結果をカードに書いて、教師に送ります。集まったカードを大型テレビに映し、グループごとに自分たちの意見を発表させます。
最後に、全部のグループの意見を共有し、話合いを練り上げていきます。

栃木市立栃木第四小学校
石川 竜一教諭

ロイロノート導入のメリット

  • グループや学級の中で自分の考え方を整理する時に、ロイロノートを活用することで、児童が自らの考えを持ち、思考の深まりににつなげることができました。
  • 児童たちが自分の考えを友達に説明するために、言語・描画などを有効に活用しながらロイロノートを使っていました。そのため、児童同士の思考の整理や比較をしやすくなりました。

実践の目標

自動車が私たちの暮らしに関わりが深いことに気づき、消費者や生産者の立場になり、求めている自動車について調べる意欲を持つことができる。

実践の場面

1. 事前にアンケートを実施する

事前に社会の学習や、単元についてのアンケートで、家族はどんな理由で自動車を購入したのか聞き取りをしてくる。

2. Web形式を利用し、テレビ画像を視聴する

自動車の画像や、「NHK for school 社会のトビラ」の映像を用意しておき、学習への興味・関心を持たせる。

3. ロイロノートで、問いを書いたカードを配布する

良い自動車とはどんな自動車なのかという、質問を書いたカードをロイロノートで一斉に配付する。

4. グループで話し合う

自動車工場を経営し、消費者のニーズに応えて自動車を開発するためには、どんなことを調べていかなければならないかについて話し合う。

5. ロイロノートで教師にカードを送り、共有する

友達と話したことをロイロノートのカードにメモをする。カードを教師に送り、学級全体で共有する。

6. 本時の振り返りをする

友達との意見交換をして、思ったことをお互いに伝える。