実践事例塾・高等部3年数学1人1台タブレット

図形と方程式、三角関数の演習

覚えるべきパターンのイメージ化

講師の説明をより聞いてもらうための、生徒ができる最大限の努力

前回の授業で説明した問題に対して理解が出来ているか、イメージをとらえられているかを確認します。
授業中はテキストの基本問題を解かせています。単元内をすべて確認できる反面、覚えるべき事柄を正確にとらえられているのかが不安になるので、特に大事にしてほしい部分を“解く”だけでなく“説明”してもらっています。
説明ができれば、解ける実力はありますから、そのようにして秋から応用問題に移る前に基本パターンの定着を図っています。

栄光ゼミナール高等部 ナビオ新越谷校
島村先生

ロイロノート導入のメリット

  • 時間短縮
  • 効率化を図ることができた。
  • ペーパーレス化

実践の目標

  • 他人に説明することが、理解度の最高レベルだと思っています。分かりにくい部分を説明することで、わかったつもりを排除し、正確な知識を得てもらうことが目標です。
  • 応用問題のどこで、そのパターンを使用するかを見極められるようになれば、パターンを熟知することにより入試問題は怖いものなしになるはずだと思っています。

実践の場面

1. 原則、先生1人に生徒2人を指導

個別指導は、1コマ80分で、先生1人が生徒2人を指導します。
カリキュラムは自由で、苦手分野の克服や学校の試験対策、得意単元の伸長に最適な学習スタイルです。
高3の場合は、過去問演習など、自分の志望校に合った具体的な対策を行うことができます。

2. 前回の授業内容の復習

塾での授業は1週間に1度のペースなので、前回授業の内容をしっかりと復習してきたか、内容を理解できていたかをテスト形式で確認します。ロイロノートで、先生が生徒に合った問題を配信し、生徒はノートに解答していきます。

3. 時間内に解けるか?

入試における数学では、時間内に正確に解くことが求められます。搭載されているタイマー機能を十分に活用して、制限時間を課して、早く正確に解く訓練をします。出題は、計算問題や文章題に限らず、答えの導き方を問う問題も出すことがあります。

4. ホワイトボードやメモ用紙の代用にも

これまでの個別指導では、先生が生徒に説明を加える際には、裏紙やホワイトボートが使われており、生徒がその内容を自分のノートに書き写すのが一般的でした。しかし、ロイロノート自体がホワイトボードの代わりになり、板書はそのまま生徒の手元に残るので、板書を写す時間が大幅に削減できました。

5. 問題演習

随時、テキストで間違えた問題の類題を資料箱から見つけてきて、追加で解かせることもできます。
個別指導ならではのきめ細かな対応と言えるかもしれません。塾の計算問題集からロイロ用に抜粋された教材やグループ指導用に作成された問題、栄光のLMS(CATS@Home)に搭載された単元確認プリントなど、その生徒に合った問題を自由にチョイスできます。

6. 授業の振り返り

その日に学んだ内容や解法を自分で振り返り、自分の言葉で表現します。授業で先生が伝えたかったことと、生徒の印象に残ったことが一致しているか確認していきます。