実践事例小学校6年2人1台タブレット

外国語活動
Let’s go to Kyoto city. ~京都案内をしよう!~


京都市立久世西小学校
近松 浩平教諭

ロイロノート・スクールを用いて京都の観光案内を通して交流を行うことで、より活発なコミュニケーション活動が生まれる授業を展開します。

まず1枚の写真からイメージをふくらませ、既習表現を多く用いて友だちとコミュニケーション活動を行います。その後、本時の活動に必要な表現を確認し、定着を図ります。
次に本時のコミュニケーション活動のやり取りの見本ビデオを児童に提示し、活動のポイントを児童がつかむことができるようにします。本時のコミュニケーション活動では、まずクラスの児童を観光案内所のガイドと、旅行客に分けます。机を碁盤目に配置し、京都の観光名所と、東西南北それぞれの場所に観光案内所を設置し、児童が行きたい場所を尋ね、実際に歩きます。ガイド役の児童が案内を行う際、観光名所となる場所でどのようなことができるか、ロイロノート上でスライドを用いて紹介し、積極的に交流します。途中でコミュニケーション活動の中間評価を行い、良いモデルとなるペアを紹介し、全体に紹介します。
その後、中間評価を生かした交流ができるよう、再度コミュニケーション活動を行います。


ロイロノート導入のメリット

  • サーバーを通して、児童が集めた資料が共有できる。
  • 京都の観光名所についてのイメージを膨らませ、さらにそれを他の関連する写真のカードと繋ぐことができる。

実践の目標

観光名所の紹介をする際、写真を見ることで、より活発なコミュニケーション活動ができるようにする。

実践の場面

1. Greeting

1枚の写真からイメージを膨らませ、友達とコミュニケーション活動を行う。
既習表現を多く用いることができるようにする。

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2. Let’s chant

本時のコミュニケーション活動に必要な表現を、リズムに乗せて口に出してみることで定着を図る。

3. Demonstration

本時のコミュニケーション活動である、クラスの友だちに京都の観光案内を行う時のやり取りの見本ビデオを児童に提示する。その中で本時のコミュニケーションのポイントを、児童がつかむことができるようにする。

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4. Activity①

児童を観光案内所のガイドと、旅行客に分け、京都の観光案内を行う。
ガイド役の児童が案内を行う際、観光名所となる場所でどのようなことができるか、ロイロノートで作成したスライドを用いて積極的に交流する。

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5. コミュニケーション活動の中間評価

コミュニケーションの良い例となるペアを、クラスの児童の前で紹介する。交流の場面で生かせるようなコミュニケーションは何かを考える。

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6. Activity②

中間評価を生かしたコミュニケーションができるように心がけて、ロイロノートを用いて再度交流活動を行う。