実践事例小学校4年4人以上1台タブレット

総合的な学習の時間
人にやさしいまちづくり


山口市立白石小学校
片山 翔子教諭

ロイロノート・スクールでスライドショーを作成し、自分たちのまちのバリアフリーについて考える力を身に着けます。

自分たちが住んでいる町を歩いて見付けたバリアフリーをタブレットで撮影し、自分たちが集めた情報(写真)を操作しながら整理します。写真をもとにスライドショーを作成した後、白紙のカードに自分たちが回ったコースやイラストを書き込んで表紙を作成しました。
スライドショーと表紙を教師に提出し、班ごとにスライドショーをタブレットで操作しながら、発表の練習を行いました。各班のスライドを電子黒板で提示し、バリアフリーの設備を比較して、気付いた点を発表し合いました。
その後、児童同士で発表内容に合わせて写真カードを変えたり、ピンチインして拡大提示したり、工夫をしながら発表を行いました。
発表の際、見てほしいポイントに赤丸を付け、伝えたいポイントを押さえながら発表することで伝わりやすい発表を心がけるようにしました。


ロイロノート導入のメリット

  • 班で作成したスライドショーを提出することで、学級全体で情報を共有・比較しながら授業を進めることができました。
  • 比較することで、まちのバリアフリー設備の使用方法や使用目的、便利さについて考えを深めることができました。

実践の目標

自分たちが撮ったバリアフリーの写真を、電子黒板に提示しながら、発表したり聞いたりする活動を通して、自分たちのまちのバリアフリーについて考えることができる。

実践の場面

1. スライドショーを作成する

児童が撮影したバリアフリーの設備のデータを事前にロイロノートの資料箱に入れておき、その中から班で発表したい写真を選び、スライドショーを作成した。
作成したスライドショーは、教師に送信して提出するようにした。写真の変更や順番の入れ替えが、容易にできたため、児童が戸惑うことなく活動に取り組むことができた。

(画像クリックで拡大)

2. 表紙を作成する

白紙のカードに、自分たちが回ったコースやイラストを書き込んでスライドショーの表紙を作成した。作成後、スライドショー同様、教師に提出した。

(画像クリックで拡大)

3. 発表の練習を行う

作成したスライドショーをタブレットで操作しながら、発表の練習を行った。

(画像クリックで拡大)

4. 各班のスライドを比較する

各班のスライドを電子黒板で提示し、バリアフリーの設備を比較して、気付いた点を発表した。
発表内容に合わせて写真カードを変えたり、ピンチインして拡大提示したりした。一覧/比較/拡大など、提示画面を切り替えることを重要ポイントとした。

(画像クリックで拡大)

5. 発表を行う

児童同士で発表内容に合わせて写真カードを変えたり、ピンチインして拡大提示したり、工夫をしながら発表を行った。。

(画像クリックで拡大)

6. ポイントに印を付ける

発表の際、見てほしいポイントに赤丸を付け、伝えたいポイントを押さえながら発表した。

(画像クリックで拡大)