雲と天気の変化をロイロノート・スクールを活用して記録し、プレゼンテーションを作成して発表し合うことで学びを深めます。
雲の形や量などの様子から天気はどのように変化していくのか、児童たちに「問い」をもたせ、ペアをつくって問題解決学習を行いました。
まず、単元の導入では教科書を活用して「晴れた日」と「曇りの日」の画像を見せ、差異点や共通点について話し合いました。それから、校舎の屋上に行き、天気や雲の量、雲の色や形、雲の動いた方位などを画像や動画で記録しました。気づいたこと、わかったこと、疑問をもったことを、記録した画像や動画にコメントを入れました。そして、スプーンの裏を使って雲を観察し、雲がどれくらいの割合を占めているのか調べました。「晴れ」、「くもり」の違いは雲の量で決められてることを理解させました。
調べ学習として、ロイロノート・スクールのWeb機能で様々な雲の種類と天気の関係を調べました。その後、簡単なプレゼンテーションを作成し、ペアで調べたことを発表し合いました。友だちの発表を聞いて、わかったこと、感想などをノートに書きました。
ロイロノート導入のメリット
- 写真や動画機能を活用することで、「雲の動きと量」と「天気の変化」を容易に記録することができました。
また、調べ学習を通して、実際に記録した画像や動画を使用しプレゼンテーションを作ることができました。 - プレゼンテーションの発表をし合ったことで、情報を共有することができました。また、学んだことを振り返ることもできました。
実践の目標
雲の様子を観測したり、写真や映像などを活用したりして、雲の種類や動きなどを調べ、天気の変化の仕方についての考えをもつことができるようにする。
実践の場面
１. 教科書から「問い」をもつ
単元の導入では、教科書を活用し「晴れた日」「曇りの日」の画像を見せ、差異点や共通点について話し合い、雲の量と天気の変化について「問い」をもたせた。
(画像クリックで拡大)２. 天気と雲のようすを記録する
校舎の屋上から、天気や雲の量、雲の色や形、雲の動いた方位などをロイロノート・スクールのカメラ、動画機能を活用して記録した。
(画像クリックで拡大)３. 記録した画像や動画にコメントを入れる
写真・動画機能に記録した雲と天気をノートに書き、気づいたこと、わかったこと、疑問をもったことを画像や動画にコメントを入れる。
(画像クリックで拡大)４. 天気の決め方を理解する
スプーンの裏を使って雲を観察し、雲がどれくらいの割合を占めているのか調べた。「晴れ」、「くもり」の違いは雲の量で決められてることを理解した。
(画像クリックで拡大)５. 様々な雲の形を調べる
ロイロノート・スクールのWeb機能を活用し、様々な雲の種類と天気の関係を調べる。その後、簡単なプレゼンテーションを作成した。
(画像クリックで拡大)６. 様々な雲を紹介する
雲の種類と天気について、個人、ペアで調べたことをプレゼンテーションで発表し合った。それから、友だちの発表を聞いて、わかったこと、感想などをノートに書いて本時のまとめをした。
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