実践事例中学校3年1人1台タブレット

英語

プレゼンテーション1 「日本文化紹介」


京都市立向島中学校
磯貝 聡教諭

ロイロノート・スクールを活用して資料を使い、相手に伝わるプレゼンテーションができる力を身につけます。

紹介したい日本文化を考え、4文程度の英文原稿を作成します。
教科書に掲載されている文章構成の例 “This is called a yunomi”、“It’s used when you drink tea” を示し、作り変えたり、さらに文を付け加えたりして作成をしていきました。原稿を教師に提出し、間違ったところはないかなどの修正を受けます。インターネットを利用し、自分の選んだ日本文化について調べ、ロイロノート・スクールで発表用の資料を作成します。資料が完成した生徒は、教師にデータを提出しておきます。資料を提出した生徒は個人練習を行い、その後1人1分を目安に発表を行いました。発表後に、評価シートに自己評価を記入して提出し、本時の振り返りを行いました。


ロイロノート導入のメリット

  • 今回の授業は本学年が2年生時に行ったものと同様のスタイルで実施されました。
    前回同様、ロイロノート・スクールがなければ、本単元は言葉のみの発表で終わってしまうところが、インターネットや写真を活用できたことで、彩りあるプレゼンテーションが行えました。
  • 生徒も教師もロイロノート・スクールの扱いに慣れてきたこともあり、内容もより充実したプレゼンテーションとなりました。

実践の目標

  • 自分の考えを英文で相手に伝わるように発表することができる。
  • 資料の作成や活用を覚えることができる。
  • “Clear Voice”、“Eye Contact”、“Gesture”、“Facial Expression”、“Active Listening”、“Fluency”を意識して発表することができる。

実践の場面

1. 発表原稿を作成する

教科書の内容に沿って、紹介したい日本文化を考え、4文程度の英文原稿を作成する。教科書に掲載されている文章構成の例 “This is called a yunomi”、“It’s used when you drink tea”を示し、作り変えたり、さらに文を付け加えたりして作成をしていった。
単語などわからないところは辞典を活用することとした。

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2. 原稿を提出し、添削をうける

原稿を教師に提出し、間違ったところはないかなどの修正を受ける。

3. 発表資料の作成をする

インターネットを利用し、自分の選んだ日本文化について調べ、原稿に沿ってロイロノート・スクールで発表用の資料を作成する。資料が完成した生徒は、教師にデータを提出しておく。

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4. 個人で練習を行う

資料を提出した生徒は、個人練習を行う。発音などわからないところは、T2の先生に指導を受けるようにした。

5. 発表をする

1人1分を目安に発表を行う。発表の際は、プロジェクターで生徒の資料を映し出した。
発表中は、聞き手は発表者の評価シートに評価を書き込む。そのため、発表に集中させる目的で、教師のタブレットのみを用意し、生徒のタブレットは回収した。教師のタブレットには、提出された資料がマトリクスで表示されているので、発表者はそこから自分の資料を再生し、発表を行った。

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6. 本時の振り返りを行う

発表後に、評価シートに自己評価を記入し、提出する。そして、本時の振り返りを行い、まとめとした。