実践事例小学校4年1人1台タブレット

国語

慣用句クイズを作ろう


京都市立藤城小学校
神山 今日子教諭

ロイロノート・スクールで慣用句クイズを作ることで、慣用句の意味を知り、正しく使える力を育てます。

まず、慣用句とは何かについて知り、学習計画を立てます。そして、教科書に載っている慣用句の意味を予想してから、国語辞典や電子辞書で調べ学習を行いました。
「動物」、「植物」、「体や心」など、1人ひとり、慣用句クイズに使いたいテーマを決めます。テーマに沿った慣用句を国語辞典や電子辞書を使って集めていきました。集めた慣用句の中からクイズにしたいものを選び、ロイロノート・スクールでプレゼンテーション形式にします。カードの1枚目には問題、2枚目には答えを書いて作るようにしました。3~4人組を作り、グループに1台タブレットを渡し、そのグループでクイズを発表しました。クイズ大会の後、授業を通してどのようなことを学んだか、どのようなことを感じたか、それぞれの感想をノートに書いていきます。書いたことを全体で共有し合って、本時のまとめとしました。


ロイロノート導入のメリット

  • 操作が簡単で修正もすぐにできるので、画用紙などでクイズを作って発表するよりも、短時間で発表資料を作成することができました。

実践の目標

  • 長い間使われてきた慣用句の意味を知り、生活の中で使うことができる。

実践の場面

1. 学習計画を立てる

慣用句とは何かについて知り、学習計画を立てる。教師が作成した慣用句クイズを解き、これからの学習について見通しをもつようにする。

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2. 調べ学習をする

教科書に載っている慣用句の意味を予想してから、国語辞典や電子辞書で調べ学習を行った。

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3. 慣用句クイズで使う慣用句を集める

「動物」、「植物」、「体や心」など、慣用句クイズに使いたいテーマを決める。その後、テーマに沿った慣用句を、国語辞典や電子辞書を使って集めた。

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4. クイズのプレゼンを作る

集めた慣用句の中からクイズにしたいものを選び、ロイロノート・スクールでプレゼンテーション形式にする。カードの1枚目には問題、2枚目には答えを書いて作るよう指示した。出来上がったプレゼンテーションを教師へ送信して提出する。

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5. 慣用句クイズ大会をする

3~4人組を作り、グループに1台タブレットを渡す。そのグループでクイズを発表する。グループ全員が終わったら、メンバーを変えて発表をする。これを数回繰り返して慣用句クイズ大会を行った。

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6. 学習の振り返りをする

授業を通してどのようなことを学んだか、どのようなことを感じたか、それぞれの感想をノートに書く。書いたことを全体で共有し合って本時のまとめとした。