実践事例小学校5年1人1台タブレット

外国語活動

“Where do you want to go?”「おすすめの国を紹介し合おう」


京都市立向島二の丸小学校
西井 慶教諭

ロイロノート・スクールで、聞き手に伝わるようなプレゼンテーション資料を作成し、発表する力を育てます。

本単元では、まず空港の出国審査カウンターを想定してパスポートにある誕生日や名前、行きたい国を尋ねたり答えたりする活動をしました。その後、単元のゴールで作成するおすすめの国をどのように紹介するか、ALTのデモンストレーションを見て知っていきました。あらかじめ作成したプレゼンテーションの見本を配布してそれを参考に、どのような順番でどの項目についてプレゼンテーション資料を作成すればいいのかというイメージを全体で共有しました。そしてロイロノート・スクールのWebカードを用いて、自分の紹介したい国の食べ物や観光地などについて情報を集めていき、集めた画像を繋げたり、カードにテキストを追加してプレゼンテーション資料を作成していきました。
発表の前に練習をして、順番の変更や追加などを行いながら聞き手が理解しやすいプレゼンテーションを作成していきました。作成したプレゼンテーション資料を活用して、おすすめの国の紹介を全体に発表しました。よい紹介をしている児童の資料を共有し、今後の発表に生かすようにしました。


ロイロノート導入のメリット

  • 簡単に集めたい情報を集め、プレゼンテーション資料を作成することができました。
  • 作成するプレゼンテーション資料を配布することで、イメージを共有することができ、多く説明をせずに作成することができました。
  • よいプレゼンテーションの仕方を全体で共有することで、今後の発表に生かすことができました。

実践の目標

  • 積極的に自分の思いが友達に伝わるようにおすすめの国について紹介したり、友達の紹介を聞いたりしようとすることができる。
  • 行きたい国について尋ねたり答えたりする表現を聞いて理解することができる。
  • 行きたい国について尋ねたり答えたりすることができる。
  • 世界では様々な人たちが様々な生活をしていること、国の名前や有名な場所の表現の特徴に気付くことができる。

実践の場面

1. おすすめの国の紹介方法を知る

まず、空港の出国審査カウンターを想定してパスポートにある誕生日や名前、行きたい国を尋ねたり答えたりする活動をした。その後、単元のゴールで作成するおすすめの国をどのように紹介するか、ALTのデモンストレーションを見て知っていった。
デモンストレーションを見ることで、どのようなプレゼンテーション資料を作成すればいいのか見通しを持つことができる。

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2. 発表用の資料を作成する

あらかじめ作成したプレゼンテーションの見本を配布してそれを参考に、どのような順番で、どの項目についてプレゼンテーション資料を作成すればいいのかというイメージを全体で共有する。

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3. 紹介したい国の情報を集める

ロイロノート・スクールのWebカードからインターネット検索を用いて、自分の紹介したい国の食べ物や観光地などについて情報を集めていく。

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4. プレゼンテーション資料を完成させる

Webページで資料作成に必要なページを見つけたら、カメラアイコンをタップし、Webページの画像カードを作成する。そのカードを順番通りに並べてつなげたり、文章などを挿入して、プレゼンテーション資料を完成させる。

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5. プレゼンテーションを確認し、発表の練習をする

作成したプレゼンテーション資料を用いて、発表の練習をする。聞き手がその国について理解できたり、行きたいと思えるような紹介になっているか確認し、必要であればカードの順番を変えたり、情報を加えたりした。

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6. おすすめの国の紹介について発表する

前時までに作成したプレゼンテーション資料を活用して、おすすめの国の紹介を発表した。よい紹介をしている児童の資料を提出させて発表し、全体によいプレゼンテーションの仕方を共有して今後の発表に生かすようにした。

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