実践事例小学校5年2人1台タブレット

総合的な学習の時間

オリンピアンに学ぼう


熊本市立白山小学校
村上 陽明教諭

オリンピック・パラリンピックのクイズを楽しみ、オリンピアンと共に生活習慣について考え、健康的な生活に対する意識を高める授業を展開します。

オリンピアンの伊藤華英さんをゲストティーチャーにお招きし、オリンピック・パラリンピックの歴史や意義について楽しみながら学習しました。
まず自己紹介をしてもらい、ロイロノート・スクールを使ってクイズを行うことを児童達に伝え、楽しい雰囲気を作りながら授業への関心意欲を高めていきます。次に、オリンピックとパラリンピックそれぞれのクイズをロイロノート・スクールで出題しました。オリンピアンの伊藤さんの説明を聞きながらオリンピックへの関心を高めていきました。そして、アスリートの生活習慣(睡眠・食事など)についてロイロノート・スクールを活用して交流を深めながら、より良い生活習慣について考えました。
授業の終わりに、伊藤さんから児童達にメッセージをもらい、オリンピックやパラリンピックに関心を高めたり、より健康的な生活を心がける意識を高めていきました。本時のまとめとして、児童達それぞれが学んだことを共有し合い、学びを深めたり、広めたりしていきました。


ロイロノート導入のメリット

  • 支援が必要な児童はペンでの操作など簡単な操作を覚えれば、他の児童と同じペースで学習したり、教室や校舎外で調べ物ができたりするのがよかったです。
  • 普段あまり発表しない児童の考えを拾い、クラスに広めやすくなりました。より多くの児童が発表する機会を確保しやすいです。
  • グループで活用すると協働学習が成り立ちやすく、一人ひとりの授業への参加意欲が高まりやすく感じました。

実践の目標

オリンピックやパラリンピックに関心を持つとともに、スポーツや自分の体力・健康への意識の向上を図ることができる。

実践の場面

1. オリンピアンに自己紹介をしてもらう

ゲストティーチャーの伊藤華英さんに自己紹介をしてもらう。また、本時でロイロノート・スクールを使ってクイズを行うことを児童達に伝え、楽しい雰囲気を作りながら授業への関心意欲を高めていった。

2. オリンピッククイズを通して関心を高める

オリンピックの五輪マークの意味やこれまでの歴史、近代オリンピックの始祖クーベルタンのことや、これまでの開催地など、ロイロノート・スクールを使ってクイズ形式で出題した。オリンピアンの伊藤さんの説明を聞きながら、オリンピックへの関心を高めていった。

(画像クリックで拡大)

3. パラリンピッククイズを通して関心を高める

オリンピッククイズ同様、パラリンピックのマークや意味、発展させたグッドマンやこれまでの開催地などをクイズ形式で出題した。
伊藤さんと児童達でやり取りしながら、パラリンピックへの関心を高めていった。

(画像クリックで拡大)

4. オリンピアンの生活習慣を知る

アスリートとして活躍していた頃の睡眠時間や食生活、運動量などに関するクイズをもとに、より良い生活習慣について考える。

(画像クリックで拡大)

5. オリンピアンからメッセージをもらう

伊藤さんから児童達にメッセージをもらい、オリンピックやパラリンピックに関心を高めたり、より健康的な生活を心がけたりする意識を高める。

(画像クリックで拡大)

6. 学んだことを共有し合い、学びを深める

オリンピック・パラリンピッククイズや伊藤さんの話から児童達それぞれが学んだことを共有し合い、学びを深めたり、広めたりして本時のまとめとした。