実践事例中学校3年4人1台タブレット

理科

~酸、アルカリと塩~(化学変化とイオン)


名護市立名護中学校
松田 晋介教諭

ロイロノート・スクールで学習意欲を引き出し、スモールステップで思考を積み重ね、考察力を養います。

前時に学習した酸性やアルカリ性の水溶液に共通した、性質のもとを調べる実験を行います。その実験結果をもとにグループで話し合い、課題1から課題3をグループで取り組み、スモールステップで、イオンのモデル、電離式で考えるよう指示します。ロイロノート・スクールのカードにグループでの考えを入力し、提出箱に提出して全員で確認します。課題1から課題3を通して気づいたことを発表します。その後、ジャンプ課題として、アンモニアの電離式について考えます。アンモニアの化学式にはOHがないが、水溶液はアルカリ性である。それはなぜなのかを、グループで考えます。本時の振り返りを行い、授業のまとめとしました。


ロイロノート導入のメリット

  • 生徒自身が作成した動画や、写真を使い、前時の内容の振り返りができます。
  • スモールステップで思考を積み重ね、考察ができました。
  • イメージや考えを整理させたり、内容理解を定着させる手助けになりました。
  • 導入で興味関心を引く手立てとして効果がありました。そのため、学習に対する意欲が継続でき、学習への意欲向上に繋がりました。

実践の目標

  • 酸とアルカリの水溶液にそれぞれ共通しているものを電離式を用いて見いだすことができる。【科学的な思考・表現】
  • ロイロノート・スクールを活用することで、スモールステップで思考の積み重ねを行い、難問や思考する場面において、既習事項を振り返りながら考える問題解決能力を養う。

実践の場面

1. 前時の実験を振り返る

生徒が行った実験動画を使って、前時に行った酸性やアルカリ性の水溶液に共通した、性質のもとを調べる実験を復習する。ポイントになる画像を中心に短縮し、実験を振り返る。

2. 本時の学習課題を設定する

前時の実験結果をもとに、本時の課題「学習課題:+の電気、-の電気の正体はなんだろうか?」を設定する。

3. グループで課題に取り組む

課題1から課題3をグループで取り組む。3つの課題についてイオンのモデル、電離式で考えるよう指示する。

課題1「酸性の特徴を塩酸(塩化水素)、アルカリ性の特徴を水酸化ナトリウムのイオンのモデルと電離式から考えてみよう」
課題2「他の酸の仲間は電離するとどうなるのか?」
課題3「他のアルカリの仲間は電離するとどうなるのか?」

ロイロノート・スクールのカードにグループでの考えを入力し、提出箱に提出して全員で確認する。

4. これまでの学習から,酸、アルカリについて考える

課題1から課題3を通して気づいたことを、ロイロノート・スクールで発表する。酸、アルカリにはそれぞれ共通点があることに気づかせるよう、机間指導を行う。

5. ジャンプ課題についてグループで考える

アンモニアの電離式について考えてみる。アンモニアの化学式にはOHがないが、水溶液はアルカリ性である。それはなぜなのかを、グループで考える。

6. 本時の振り返りを行う

本時では、ジャンプ課題の途中で時間が来てしまったので、次時までの課題とした。本時内に解決できたグループからは、「わかった!」の声がきこえてきた。