実践事例小学校6年総合的な学習の時間1人1台タブレット

古河PRプロジェクト!人の集まる古河づくり

「ふるさと古河」のCMを、より効果的な表現方法を使って改善しよう

古河のCM作成をとおして、効果的な表現方法を身に付けます。

「古河」を人の集まる、より魅力的なまちにしていくという課題を追究するため、「古河の良さ、人の集まる古河」を伝えるCMを作成します。
グループの企画を発表した後、タブレットを用いて作成したCMを流します。
良 かった点や改善点についてグループで意見を出し合って考えを深め合い、自分たちのCMを再検討します。
作成したCMを見る人の立場で考え、友達の意見を整理して、より効果的な表現方法に改善していきます。

古河市立古河第五小学校
麻生 泰子教諭

ロイロノート導入のメリット

  • 児童が自分の考えを相手に分かりやすく伝えるための手段として、とても有効です。
  • シートの作成が簡単で、修正もしやすく、多数の児童の考えの比較検討もしやすいです。
  • 画像教材の児童への配布も効率的で、児童の思考の時間を確保できます。

実践の目標

  • CMの再検討の話し合いを通して、CMを見る人の立場で考えられるようになる。
  • 友達の意見を整理して、より効果的な表現方法に改善することができる。

実践の場面

1. 本時のめあてをつかむ

学習の進め方を確認し、「ふるさと古河」のCM企画会議をしよう」という本時のめあてをつかむ。
伝えたい内容が含まれているか、内容がきちんと伝わるかという視点で中身を検討することを確認する。

2. 代表グループの企画や、CMの発表を視聴する

発表者と聞く側の視点を提示し、視点にそって発表をしたり、聞いたりする。
発表者は企画書を提示し、自分たちのグループの企画を発表させた後、タブレットを用いて作成したCMを流す。聞き手は、付箋紙に気付いたことをメモしながら聞く。

3. 代表グループの企画やCMの良かった点・改善点を話し合う

発表者と聞く側の視点をもとに、良かった点や改善点についてグループで意見を出し合い、考えを深め合う。

4. 出された意見をもとに、自分たちのCMを再検討する

自分たちが考えていたことと、話し合った意見を比較し、改善点を話し合う。

5. 改善のための見通しをもつ

友達が書いたアドバイスをもとに改善点を整理し、リテイクのための計画や、CMの編集を行えるようにする。

6. 本時の振り返りをする

本時の振り返りをするワークシートに、学習の自己評価を記入する。そして、友達の良い点や効果的な表現方法について相互に称賛し合う。最後に次時の学習の確認をする。