実践事例 > 高等学校1年 > 朝学 > 1人1台タブレット

朝学 想起作文

想起作文から、表現力と想像力を豊かにしよう!

イメージから広がる世界観を言葉にしよう!直感的な発想力を言葉にまとめる!

朝の5分間で、発想力を豊かに、イメージを言葉に置き換える。
イメージカードを見て、想起することを自分の言葉でまとめる。
その日の気分、イメージによって、カードの色を変えたり、文字の配置によって伝えたい内容の見せ方を変えたりと、自由な発想のもと、文字に依存して考えをまとめる。



日本大学三島高等学校・中学校
大川 幸祐教諭


ロイロノート導入のメリット

・想起作文によって、生徒の考え方、性格等が見えてきた。
多角・継続的に思考調査することによって、その生徒の道徳観であったり、精神バランスであったり、気持ちの移り変わり等が理解することが期待できる。

・授業での使用を考えると、今まであった準備段階での印刷業務、配付時間等の短縮により、授業自体の時間を創出することが可能になった。
今までできなかった付加価値を授業内や生徒指導にあてることができるようになった。



実践の目標

・朝の短時間の中で、自分の想像力、発想力を高めてほしい。直感的な発想力を大切にすることと、自分の言葉でまとめあげるスキル習得を目標としたい。

・あくまでも想起作文は、21世紀型スキル習得の第1段階的な取り組みと位置づけ、プレゼンテーション、交渉力の育成へとつなげていく。



実践の場面

1. 朝学

朝の5分間で、カードから想起することを自分の言葉に置き換える。カードから想起することによって、カードの色を変えたり、その日の気分によって文字の見えせ方を変えたりすることができる。継続的な実践により、文章力の向上と、思考の傾向や変容の理解へとつながる。



2. 想起作文

月ごとに担当者を決め、イメージカードを作成する。
作成に当たっては、極力テキストに依存せず、ビジュアル依存を優先させる。



3. 集約の場

思考の傾向をつかむ場所として、その日の生徒の気分や動向を探る手段として、簡単ではあるが、コメントをするようにしている。
コメントを通して、生徒のとのコミュニケーションの場となることも期待できる。
担任によっては、生徒間の画面共有にて、クラス内の生徒の思考傾向の共有を図っている者もいる。