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完了形Expressing

既習の文法事項を活用し、自分の言葉で作文し発表する

35名程度の授業であっても、一人ひとりが自分の言葉で英語を使う授業をしよう。

前時に学習した現在完了と過去完了を使ってのアクティビティである。
ペアワークを中心に、疑問文とその答え方の練習を行う。
また、まとめとして、自分の経験についての英作文を書き、ペアでその発表を行う。



日本大学三島高等学校・中学校
早坂 知也教諭


ロイロノート導入のメリット

・ロイロノート導入以前は、一人ひとり発表するのに時間がかかるため、授業内では数名のみの発表であったが、動画を撮影し教員に送ることで、クラス全員の発表をそれぞれチェックすることができるようになった。

・練習問題の解答をロイロノート上で配付することで、ペーパレス化を図ることもできている。



実践の目標

・練習問題やアクティビティを通して、文法事項の理解をするだけでなく、自分のことを自分の言葉で発表できるようになる。



実践の場面

1. 家庭での事前学習

事前に次の授業で扱う文法事項のプリントを配付し、家庭で予習してくる。
疑問点などはロイロノート上でプリントに書き込み、先生に返却する。こうすることで、教師は授業で説明するポイントを絞ることができる。



2. 宿題の答え合わせ

解答はロイロノートで配付する。
ペーパレスでもあり、生徒が無くす心配もない。
机間巡視をして、間違いの多かった問題については、みんなで解答を共有し、教員が解説をする。



3. ペアワークでの questions & answers

ペアで、完了形を使った質問とその答え方の練習をする。
過去分詞がわからなかったり、疑問文の作り方を確認したかったりしたときは、タブレットに保存されたノートを見る。



4. 完了形を使い、自分の経験についての英作文

多少の文法ミス、単語のスペルミスは気にせず、英語を書くことに集中する。
場面3同様、わからないことがあれば、タブレットに保存されたノートを見て確認する。



5. プレゼンテーション

ペアでタブレットを交換し、互いの発表を撮影する。
撮影された動画をロイロノート上で提出する。



6. フィードバック

提出された動画を確認し、気になったポイントをフィードバックすることで、生徒の英語への気づきを促す。