本物を見ることで、本物の動きができる。
本校伝統の体操である日本大学体操(通称:日大体操)は入学年度の4月から2か月間、徹底して覚えこみます。日大体操は在学中、各単元の準備体操として3年間行います。また、体つくり運動の要素も当然ありますので、細かく各部位の動き等も確認し、教え込みます。
今回の授業では今までやってきたことをロイロノートにダウンロードされた動画で確認し、今学期の締めくくりにふさわしい日大体操を行うよう促し、実践しました。
水口 透教諭
ロイロノート導入のメリット
昨年までに日大体操の授業の流れは、『①日大体操とは(内容説明。プリント使用)→②教師の見本(全てを通して行う。)→③1~12番までの体操を1つ1つ実践、解説の繰り返し。→④生徒同士お互いに評価しあう。(見せ合って確認。)→⑤テスト』という感じでしたが、ロイロノートを導入したことで、大きなプラスがありました。それは「自分自身を客観的に見たうえで評価し合う事が出来る。」です。
今までは他人に見てもらい、指摘してもらうことで直す努力をしました。しかし、やはり何か物足りなさがあったと思います。それが今年は自分の動きをしっかり自分自身の目で確認できることで、自分を客観視でき、更に意欲を持って積極的に取り組む事が出来ました。
また、教師の見本の動画を配信することで何度も確認しながら取り組む事も出来ていました。昨年も行っていたお互いに教え合う姿も当然ありましたので、マイナス面は皆無だと思います。今後は過去の自分と成長した自分や、見本と自分、友人と自分など2画面で見れたりするとより良いです。
実践の目標
・日大体操を自然に美しく、そして時に力強くやり切る。
実践の場面
1. 見本動画の確認
教師が実際に見本として行った日大体操の動画を改めて確認し、細部の動きなどをきちんと思い出し、完璧な動きの日大体操を目指す。
2. 実践
体育係を前にし、全員で日大体操を行う。
その際、声も出しながら行うこと心肺機能の向上及び、リズムを掴むうえで大切である。