実践事例小学校3年3人1台タブレット

社会

学校のまわりの様子


島根県雲南市立木次小学校
飯塚 文香教諭

町探検での写真をもとに土地の特徴などを説明します。

町探検に出かけた時にタブレット端末で撮影した写真データを活用し、ロイロノート・スクールでその写真に土地の特徴などを書き込み、考えや思いを表現する活動を行いました。


ロイロノート導入のメリット

  • 写真データの配布や回収が容易なため、小学校3年生でも操作しやすく、教員の管理や指導がしやすかったです。
  • 写真に直接書き込んだり消したりして、何度でもやり直しができるため、児童の表現力の育成につながりました。また、発表も容易にできました。

実践の目標

  • 学校の周りの地域の地形や土地利用、交通の広がり、公共施設の場所と働き、古くから残る建造物の分布などに関心をもち、地域の特色について考えて、表現することができる。
  • グループで観察・調査した場所の特色をわかりやすく伝えるという視点をもって写真を選んだり、考えを説明したりすることができる。

実践の場面

1. 授業のめあての確認と活動の説明

授業のめあてを確認し、本時の活動と作業工程(写真に説明等を書き込む)を指示した。教師用のタブレットから、教材(写真)の配布も容易にできた。写真は、以前取材のために出かけた町探検で撮影したものを使用した。

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2. グループ(3人1組)での話し合い

配布された写真について、土地の特長や地域の特色などをグループで相談する。

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3. 写真資料の作成1

場面2で話し合った内容を写真へ書き込む。
書き込みには、電子ペンを使用した。

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4. 写真資料の作成2

グループごとに町探検で見学した場所が異なるため、見学先に応じた写真を選び、それぞれの土地の特長などを書き込んだ。
できたものから「データ送信」を行い、教師は随時児童の提出状況をチェックした。

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5. グループ発表(全体での共有)

教師が選んだグループの発表を行った。発表時には、発表者のカードを全体に共有し、聞き手である児童のタブレットは「操作停止」状況にして、スクリーンへの集中を図った。

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6. 学習の振り返り

各グループで土地の特長を地図上にマークする。全体を俯瞰するのは地図(紙)で行い、最後に授業のねらいに関わるまとめを行った。

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